花粉症とは?
花粉に過敏に反応することで起こるアレルギー性疾患です
花粉症とは、花粉が原因で起こるアレルギー性疾患です。体内で作られる花粉の抗体が許容量を超えた時、花粉に過敏に反応するようになってしまい、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、瞼の腫れなどの症状が現れます。
花粉症の症状
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 瞼の腫れ
- 目のかゆみ
- 目の充血
- 目の異物感
- 目やにが出る
- 喉の症状
- 気管支の症状
- 胃腸の症状
- 全身の倦怠感
など
花粉症を引き起こす主な植物
- スギ
- ヒノキ科
- イネ科
- ブタクサ属
- ヨモギ属
- セイタカアワダチソウ
など
アレルギー性結膜炎とは?
花粉以外でもアレルギー症状を引き起こす場合があります
アレルギー症状を引き起こすのは、花粉だけではありません。ハウスダスト、ダニの糞・死骸、ペットの毛などがアレルゲンとなる場合もあります。アレルギー性結膜炎とは、様々なアレルゲンによって起こる目のアレルギー症状です。代表的な症状に目のかゆみがあり、両目で起こることが多いのが特徴です。そのほか、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が現れます。
春季カタル
春季カタルとは、アレルギー性結膜炎の慢性重症型のことです。10歳程度の男の子に多くみられ、主にハウスダストが原因で発症するとされています。強い目のかゆみのほか、角膜に小さな傷ができるため、異物感が生じたり、光を眩しく感じたりするようになります。
重度の場合、角膜に白濁部分ができ、さらに進行するとその部分が剥がれ落ちて、「角膜潰瘍」と呼ばれる状態になることも。多くのケースで、10歳を過ぎると症状が治まり、自然治癒しますが、なかには成人後も強い症状が現れることもあります。
アレルギー症状の原因となる物質
- ハウスダスト
- ダニの糞・死骸
- ペットの毛
- カビ
- 黄砂
など
アレルギー検査
アレルギー症状を引き起こす原因物質を「アレルゲン」といい、簡単な検査で特定することが可能です。小さなお子様でも簡単に行なえ、その場ですぐ結果の分かる検査も行っております。症状でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。